2021年02月02日

人の貴賤を分けるのは

先にご覧ください。

 

 

『この人、野沢さんっていうのか…。』

 

星祭り、合格祈願でてんやわんやする中に、突然飛び込んできたこのメールの主が誰なのか、直ぐに私が気付くことが出来たのは、私なりの秘策をもってしてでした。

 

iPhoneなのか分かりませんが、『ゆみ』とだけ、私の仕事用の携帯に勝手に表示される、この方からのメールの中身は毎回一方的で、また的を得ず、日時を決める以前の問題でした。

 

このお便りを読んでくださっている聡い氏子の皆さまにはお教えしますが、この方に限らず、
「やってますか?」
とか、
「いつ空いてますか?」
とか、
「そろそろ会いたいです。」
なんていうメールが、それだけポーンと届くことがあります。
一瞬、飲食店か何か、サービス業の店舗への問い合わせを間違えて送られてきたかな?とか、彼氏彼女への連絡間違い?と私は、いろいろ巡らせるはめになります。忙しいのに。

 

さて、先のメールですが、私が敢えて『こんにちは』のことに触れたのは、普通はそこで引くであろうからです。相手に常識があるならば、恥ずかしいとか、自分の向き合う姿勢にそこから不備があったかと考えますからね。
低レベルな会話を持つ時間が、本当に不毛だと思っての私なりの切込み作戦でしたが(笑)

 

まさかの返信が!
ある意味、神さまの御力も要らないくらい無敵だと思いました。

 

では、皆さんもたくさん見つけたことと存じます、この突っ込みどころ満載の内容を、私がそのままにしておくはずがございません(笑)

 

◎『時間外予約が高すぎたので』→この初穂料の設定についても、神職のお便り“それでも自分で”に御理解頂けるように理由を書いてございます。誤解しないで頂きたいのは、私は本来、全く受けないことだって出来るのです。病院が“本日の外来は終わりました”と事務的にするようにです。しかし、それではお困りになるでしょうから、可能な限り時間外として受け入れているのです。
「5分でいいから、間に入れてよ。直ぐには予約が取れないんでしょ!」
と、玄関に仁王立ちする人もいます。そんな人の為にも、
「時間外においでくださいませんでしょうか?」
と言えることが必要なのです。かといって、そんな方は時間外にまでは来られませんけど。

 

◎『こっちからお願いしたはずですけど!』→だから、“お願いする”ということが、分かっていないと申し上げているのです。
私は今でもひと昔前のように、お買い物に行った先で、
「これを分けてください。」
と言います。いくら倍の値段を払うと言っても、お店の人に嫌われてしまい、出禁になどなれば、売っては貰えないのです。そんなこと、この方は考えたことがあるのでしょうか。“お客様は神様だ”なんて、本気で思っているのでしょう。あれも、本当は客が使う言葉ではなく、お店側がいいお客さんを以てそういうのですからね。お勉強ください。

 

◎『今まであたしはこんにちわ!と使ってきました。』→この中に、二つの突っ込み所が。
“あたし”じゃなくて、“わたし(私)”です。
“こんにちわ”じゃなくて、“こんにちは”だと指摘してくださる周りに恵まれなかったのでしょうね。若しくは、このような調子ですから、“ほっといて!”と聞かなかったのか。その結果、羞恥心まで育たなかったとお見受け致します。

 

◎『中卒なもので、バカですみませんでした。』→あなたは明らかにそうですが、それでは中卒でちゃんとしている方に失礼です。こんなあけすけな物言いをされたら、もう懐柔策も失念してしまいます。
因みに、“こんにちは”は、小学校で習います。高校で習うことではありません。あしからず…。

 

◎『日向高千穂道、クチコミに書かせて貰います!』→実際の返信にも書きましたが、“日向高千穂神道”です。
「何かの道場じゃないんだから…。」
と、真名子たちが失笑して見ていました。
「でもさ、そのクチコミ見て同感する人は類友だろうから、ある意味自然淘汰のお手伝いしてくれるってことだね。」
と私もプラス思考に転じさせて頂きました。

 

◎『詐欺師(笑)』→この方は、大神さまに御神託さえ頂いていないのに、何を以てそう言えるのでしょうか?実際、霊視相談を受けたけど、皆目、的外れな上に、予約の際に聞いた初穂料とは違う法外な金銭等を査収されたのなら、そう言われることもあるでしょう。しかし、私はこの方のことで、そもそも奉務についておりません。大体、この方は、その詐欺師に視てもらうおつもりだったのでしょうか?

 

クチコミに書くだの、詐欺師だの、これらは法的専門家、警察に相談したところ、脅しであり、業務妨害だと御教示頂きました。荒唐無稽に他言されるのは甚だ迷惑です。それも、悪しざまに。

 

よって、この『野沢ゆみ』なる人物こそ、悪徳業者や事件師と同じとみなし、私から実直に生きておられる氏子さまに注意喚起させて頂き、以後、目に余ることがあらば、専門家を通じて成敗させて頂きます。

 

この方が、今後、空疎な人生をどんな層で生きて行こうが全く興味もありません。しかし、今回の私のように、通底しているルールさえ守れないこんな人間に火の粉を飛ばされることは、迷惑の限りだと分かって頂きたい。

 

私が、こんなことに、時間を割いている暇がないことを、よく理解してくださっている親しい氏子さんたち、一緒に突っ込みどころを捉えてくれてありがとうございました(笑)

 

そして、少しでもこんな造作ないことにならぬよう、これからの御予約お申込み時には、住所までお伝え願うようにホームページにも追加致しました。奥田さんに相談したところ、
「真剣に相談においでになる方は、住所を入れることに抵抗はないはずですよ。」
と、仰ってくださいました。ホントにそう思います。

 

実は、前回の“聖職者たるや”のお便りは、認めるのにいつもの倍近く6~7時間掛かりました。かなりのエネルギーを割いていましたから、しばらくお休みしようとこっそり決めていたのです。そしたら、こんなことがあり、大神さまにでしょうね。ネタを振られました。

 

つくづく…
人の貴賤を分けるのは、教養と心栄えだなぁと、思う一件でした。