2022年03月19日
円(縁)の法則(実は続編3)
神仏界と人間界のシステムが、どのように機能しているかは、前述した通りである。
ところが、実は、前回までのお便りの内容に、そのカラクリの全てを述べていた訳ではない。
そして、それは決して、出し惜しみなどでもない。
皆さんの胃の腑に落ちるためには、スモールステップで公開する必要があったらしいのだ。
なぜ、“らしい”と白々しい物言いをするかというと、そもそもこの『神職のお便り』は、私が認めているものの、ほぼ自動書記のようなものだからだ。
しかも、今回のように、結論を導き出すために、巧妙かつタイムリーな事象が次々と追って現れ、そのまた区切りまで丁度いいことなんて、出来過ぎている。
これこそ、システムによる事象だと思えてならない。
しかし、本当に、このカラクリシリーズは、振り返っても我ながら感心するものである。
氏子の皆さまが、きちんと私の意図するところを、理解されておられるからだ。
なぜなら、私には幼い頃から三次元以降の存在と関わりがあったプロセスがある。しかし、皆さんはやもすると、このお便りを通じて初めて触れた世界かもしれないのである。
私が30年程の年月を掛けて、大神さまとの中で学び得たことを、遜色なく理解してもらうことは、とてもではないが容易ではないはずなのだ。
そのような中で、ある長年の氏子さまより、次のメールを頂戴した。
本人に掲載の承諾を得て、紹介する。
「おはようございます。義兄の命日が2月14日だったんです。私は、バタバタしていて、すっかり忘れていました。義姉から、今日沢山チョコレートお供えしたよ。とラインがあり、あ〜!そうだった‼と思い出し、次の日にお花を送りました。
遅くなって、ごめんなさい。どうぞお供えください。とメッセージを入れて。
そしたら、先一昨日義姉から、馬刺しが送られてきました!
最近食べていないなぁ〜と思っていた矢先だったんです。
先生のお便りを読ませて頂いて、本当に今更ながら、繋がっているのだなぁと、実感しています。」
これを受けて、私は大神さまのプロデュース力、凄過ぎる!!と感銘を受けた。
この氏子さまは、きちんと我が身を振り返り、上手に当てはめられておられる。
きちんと伝わっている証拠だ。
ここまで、皆さまが導かれてくれたなら、とっておきの法則を教えて進ぜよう(笑)
実は、この(神仏界と人間界の)システムが機能するからには、潤滑油のような存在が必要だ。
そして、それを担っているのは、なんと“守護霊”なのである。
ここで、タイトルにもしている『円(縁)の法則』について、説明する。
例えば、皆さんが、
「そういえば、Bさん、元気にしてるかな。」
などと思ったり、考えたりした時、不思議とその相手から連絡が来た経験はないであろうか。
私にはよく当てはまる事象だ。
大神さまによる解説はこうである。
①Aさんが、Bさんを思う(人間界)
②Aさんの守護霊が、Aさんの思いを天上界に上げる
③天上界が、Bさんの守護霊に働きかける(神仏界)
④Bさんの守護霊が、Bさんに働きかける
⑤Bさんが、Aさんに連絡をする(人間界)
Aさんからの流れを辿ると、廻ってAさんの元に戻るまでが、丸く円を描いているように映ることから、“円”の法則。
また、AさんとBさんは、やはり“縁”があるから繋がる訳であって、因って“縁”の法則。
『円(縁)の法則』
このカラクリシリーズのお便りに登場した、クリームソーダ・白ワイン・馬刺しの事例、そして過去の【山の神】のタイトルのお便り内のきかんしゃトーマスも、全部その法則に則っている。
こんな偉大な法則、義務教育でも教えてくれないと(笑)
と、「ひとりノーベル賞」を呼称する私だが、実はずっとこの『円(縁)の法則』をお便りにしたいと考えていた。
しかし、これまでの段階を以てしてお分かりいただけたように、それの理解を皆さまにして頂くことは容易くはないと思っており、機会を伺っていたのである。
それが、先の自死した彼のことを綴ったお便りから、このようにきれいに繋がった。
やはり、彼はカリスマであり、伝説の引きこもりだったらしい。
本日、彼岸の中日にて、改めて偲びたいと思う。