2020年12月22日

五年ぶりじゃなくて

免許更新に行って参りました。
コロナ禍の中での免許更新を経験させられたのも、大神さまからの計らいだと思っています。

 

私は18歳の時、自動車学校には行かず、(今はありませんが)練習所というところでクランクやS字カーブ、縦列駐車などを少し練習して、帖佐の試験場で直接試験を受けました。仮免は2回、本免は1回でパスしましたので、数万円で免許を取得しています。

 

学科は、原付を高校生時に取得していたので何となく大丈夫でしたし、あの頃予想屋のように帖佐試験場近くの商店だったか購買部だったか今はうろ覚えですが、店の上の方に“本日の学科試験の予想”が掲げてあり、A・B・Cいずれかの問題集からその日の予想が100%的中していましたから、充分な心構えが可能でした。

さて今までの免許証がブルーの5年有効だった私は、交通安全センターに5年ぶりに更新に来ているのが本当でしょうが、実はそうではありませんでした。

このままいけば次回はゴールド免許!という手前で、立て続けに高速道路でスピード違反にて捕まってしまったのです。まさかの急転回!!

 

やらかしました。
追い越しを掛ける時、覆面パトカーかをチェックしていたのに、捕まった2回とも、気が付けば既に後ろでロックオンされていました。
「覆面いなかったのに、なんでけ?」と不思議がりながら話をした私に
「サービスエリアから見ていて、飛ばしてると思ったら出て来るのよ。バカだね~!」と知人は破顔大笑でした。
そう言えば、確かに同じところで捕まった(笑)
因みに、青切符を切られながら「あれ?高千穂神道さんだね。」と、ひとりの警察官が私を御存じのようでした。

 

たまにですが、刑事さんたちが来られます。
以前、こんなことがありました。
事件の不可解な点について、刑事さんがお訊ねに来ることになりました。まだ、事件概要を聞く前に、あるビジョンが浮かんできた私から「○○港ですね?」と口火を切ると、刑事さんは驚いて、続きを話されました。
「被害者は、車ごと海中に沈んでいて水死。しかし、シフトレバーが“P”になっていた。数名に車ごと持ちあげられた他殺かと、鑑識を入れるも指紋がひとつも出ない。どうなっているんだ。」と言われました。
私は、刑事さんの話を聞きながら、車の運転席側に岸壁でこすれた跡があるのを視ていたのでお伝えすると、その通りでした。そして続けて、これは自殺でも他殺でもなく、未成仏霊の集団によって起こったことだと伝えました。

 

私も経験がありますし、日向高千穂神道の氏子さんにも何人も“車に手形を付けられた”体験をしている方がおられます。海で背中に手形をつけられ、どうしたらよいか怖くて神殿においでになった方もいました。

 

「やっぱり・・。」
刑事さん自身、霊障を信じる方でした。実は、過去に自宅にあった観音さまをどうしてよいか分からず、山に置いて来たことがあったそうです。その時、息子さんが原因不明の熱が出て当時知っていた神さまを頼ったところ、「山に観音さまを捨てたね。それを持ち帰り、きちんとたましい抜きをしなさい。」と言い当てられた経験があったからだそうです。
今回のことのように、「どうしても説明がつかないことがたまにあるので困る」とおっしゃってお帰りになられました。

 

私を御存じだった(私を捕まえた)覆面の警察官は、その事件担当の刑事さんを知っている警察官か、はたまた奥さまが神殿の前に来られている夫(警察官)かもしれないなと思いました。だからと言って、空気が和むわけでも、罰金や点数が減るわけではありませんがね、はい。

 

いつもの癖で話が横道に逸れましたが、やらかしたせいで憧れのゴールド免許の夢はあっけなく破れ、後日代わりに見たこともない封書が届きました。

 

開いて飛び込んできた『免停』の文字に頭が真っ白になりました。しかし文面を読み進めて行くと、それまでに違反がなかった為『短期講習』を一日受講すれば免停が免除になると書いてありました。「ラッキー!楽勝!!」と、ノンアルコールビールでひとり乾杯をしていると、子どもたちに「ダメだ・・。反省してない。」と叱られました。

 

斯くして私は短期講習なるものを不謹慎にも若干ワクワクしながら受講することになりました。

 

当日、10名ほどの参加者でした。私以外、男性ばかり。しかも、ちょっとヤバそうな(笑)しかし彼らを一日限りの“心の友”とし(本当の友達にはなりたくない)、紅一点頑張ることにしました。

 

安全センターからバスで、練習コースがある所へ移動させられ、そこで実地訓練です。教官と三人一組のグループに分けられ、コースを決められた通り運転し、お互いの悪いところを言わせ合うのです。教習車は、オートマチック車でしたが、かなり古いサニーでした。

 

私は、二番目に運転する番でした。コース自体は何でもないのですが・・・。

 

進路変更するのにワイパーを動かし、縦列駐車でシフトチェンジするのに方向指示器を出してしまいました。いちいち手元を見ながら、「え~と、こっちはワイパーですよね・・?」ともたもたしていたので、後ろの二人と教官が「は?」という雰囲気でした。

 

「よくこれで運転してるね?」と、とうとう言われ・・
「すみません。普段、外車に乗っているので、ステアリングの周りが全て違うから、身体が覚えてる通りに動いてしまうんです・・。」
というと、雰囲気は一転「あ、あ~っ!!」となりました。
「それじゃ、こうなるよね。」と教官。調子に乗った私は、
「はい。スピードメーターも280キロまであって、120キロくらい出してもメーターの針が真ん中超えないので、スピード出してる感じがないんですよね~。」と悪びれずに言うと、流石に叱られてしまいました(笑)

 

その後、教室でビデオによる講習があり、作文を書かされました。
そんなところでも相変わらず、作文は得意なので(笑)いちばんに仕上げると、教官がその中身を黙読しながら、小刻みに頷いていました。

 

みんなが書き終わるまで少し時間がありましたが、バイキング(芸人)が自動車学校のコントをしていたのを思い出してニヤニヤしていました。
免許取り消しになった人が、自動車学校に来て
「後輩たち、今日も頑張ってますね~!」というと、
「よくあれを後輩と呼べるね!!」と教官に扮した小峠が言うやつです(笑)

 

人生の中で、誰もがしない(しなくてもいいとも言う)経験をして、ちょっと得をした気持ちになった日でした。
なので、五年ぶりではなかったのです(笑)

 

それにしてもコロナの感染予防のために、受付順に組編成されてその単位で呼ばれ、建物内に入る人数を制限されるものだから、とんでもなく時間がかかりました。コロナが落ち着くまでの間に更新時期が来ている方は早めに行き、尚且つ時間に余裕を持って行かれることをお奨めします。

 

「〇組の方、西の車庫内に集まってください。」と放送がありましたら、奥の列の椅子を目掛けてください。その列から建物内に呼ばれますから、寒い思いを長くしなくて済みますよ。車庫は、影になっていて風も入り込み寒いです。みんな不平不満を口にしていました。

 

それからの私は、最大の二時間講習(講習料は約4000円!)でしたから、余計に長くかかりました。一度でいいから、30分で帰ってみたい(笑)

 

今年、いちばん売れたものは『マスク』で、反対にいちばん売れなかったものは『口紅』なんだそうです。
免許更新の時、唯一写真撮影の場のみマスクを外したのですが、最近化粧をちゃんとしていないので口紅を塗るのが下手になっていて、もたついていると周りから『そげん、変わらんから。』という目で見られていました(笑) ガーン!!

 

昨夜、生協の個配の注文書を書かねばなりませんでしたが、この時期は年始の第一週目の分まで二週間分注文しておかねばなりません。いつも翌週の分でさえ、届いた一週間後は「こんなの誰が頼んだのよ~!」「わぁ!こんなのが届いてるぅ!美味しそう!!」と一喜一憂していますから、二週間先なんて予想がつきません(笑)

 

早いですね、来週は来年です!