2026年02月19日

クイズ形式にて

待合室を覗くと絵見さん(仮名)の姿だけが見えました。

 

「あれ‥?今日ご主人は?」

 

人のいい絵見さんは申し訳なさそうに慌ててお返事をされました。

 

「あっ、主人は今月から新しい職場で働き始めたので希望休を言い出せなかったようです‥」

 

「あぁ、そうでしたか。いや、もう何十年もご夫婦お揃いでお越しいただいているので驚いたんですよ。もちろん絵見さんだけでもいいんです。さぁ、神殿にどうぞ。」

 

星祭りの儀式を始めました。

 

身禊大祓を奏上するとご主人が現れました。

 

といっても霊視によってです。

 

私は祝詞を上げながら映像を視つつ、同時にその意味について分析を始めました。

 

そしてそれらを忘れないよう覚えておきながら祝詞の奏上を終えて絵見さんに語りかけました。

 

「絵見さん、ご主人は新しい職場で新たな挑戦にて始めは慣れないと思うのですが、すぐに上手くこなせるようになりますよ。周りの職員たちは、人に構わずそれぞれ自分たちのことをなさる方々ばかりなので、例えばご主人が仕事が遅いとか覚えが悪いとか言われたり思われるようなことはありません。周りの目を気にする必要もなく、人間関係が面倒くさいようではありません。良い職場に転じられましたね。」

 

「あぁ、そうですか‥。」

 

絵見さんはホッとした顔をなさりましたが、一方で私が唐突にそう申し上げたものですから驚かせてしまいました。

 

『何もお訊ねしたわけではないのに、金城先生はどうして急にそんなことを言ったのだろう‥』

 

私は絵見さんのそんな気持ちを察したため、解説をして差し上げることにしました。

 

「いきなりごめんなさいね。実は今、大神さまから視せられたことをそのままお伝えするとですね。最初にミラーボールが視えたんです。そう、カラオケやディスコなどにあるグルグル回るあれです。するとご主人がその下でぎこちなく踊っていたんです。その両脇には何人もの人がいて、皆上手に音楽に合わせてダンスを踊っていました。その人たちはご主人の方を良くも悪くも気にすることない様子なんです。するといつの間にかご主人も上手く踊っていたんです。私は、これ何の映像?これ何の意味?と、視せられていたんですが、ご主人が最後うまく踊れた時点で、あっ、これは転職した今の職場でのこれからだと分かったのです。」

 

「あぁ、そうですか‥!」

 

絵見さんの表情から腑に落ちたんだと理解した私は

 

「はい。ご主人の慣れないダンス、動きが怪しかったですけどね。」

 

と冗談を言い、絵見さんと笑い合いました。

 

「では、続いて星除厄除祭祝詞を奏上します。」

 

私はまた神殿に向き合いました。

 

「掛介麻久母畏伎・・

(かけましくもかしこき‥)」

 

するとすぐにまた映像を視せられました。

 

今日の大神さまは、御神託をクイズ形式で出される遊び心をお持ちのようです。

 

『アタックチャンスの児玉清か!』

 

絵見さんにバレないように私はこっそり突っ込みました(笑)

 

湿っぽい空気感の狭い書庫のような場所を私は上から視せられています。

 

その場所いっぱいくらいに、大きいてるてる坊主がドーンと立っているのです。

 

『このてるてる坊主、絵見さんだ。』

 

すると右斜め上から手のひらが差し出されました。

 

大きい手のひらです。

 

『あっ、阿弥陀さまの手だ。』

 

私がそう思うと、その手はてるてる坊主の頭の部分を少しつまんで持ち上げ、青空の広がる家屋の軒先に吊るしたのです。

 

『これは絵見さんの仕事へのメッセージだ。そんなとこにいるべきじゃない、そこにいるからそんな思いするんだってこと。そして本来いるべき場所は、もっと日の目を見る場所だってことなんだ。だから昨年、私が絵見さんに勧めた資格取得してキャリアチェンジするあの道はやはり正しく、また昨年から始めた本人の努力や挑戦だけではなく、この手の主である阿弥陀さまのご加護によって今年はきっとそれが叶うんだ!』

 

そう解釈した途端、また場面が変わり、今度は絵見さんの娘さんであろう女性が真っ白い床と壁、そして天井の四角い何もない部屋、まるでキューブの中にいる姿が視えました。

 

その部屋を視せられた私は(ただの白い空間なのですが)なぜか防音の造りになっていると思ったのです。

 

娘さんらしき女性は、部屋の真ん中でシンプルな木製の椅子に座り、無表情でコントラバスを一心に奏でています。

 

『あぁ‥。周りからの接触を避けているのか。そして彼女の心を落ち着かせるためにはクラシックな音楽が必要なんだな‥』

 

そう思った途端、またビジョンが変わりました。

 

『今度は、関口宏の“クイズ100人に聞きました”なのか?」

 

私は絵見さんに心配されないようにまた静かに突っ込みました(笑)

 

絵見さんの息子らしき男性の登場でした。

 

どうやら運動会でディスプレイされるような大型の点数盤の係りをしています。

 

どちらの味方をすることもなく、ただ黙々と淡々とポーカーフェイスで点数をつけている様子です。

 

『今年、彼の友人知人、また職場の上司や同僚などの間で、争いや対立が起こるんだな‥。でも、この様子から彼は巻き込まれることも、火の粉を浴びることもなさそうだ。』

 

私が霊査・分析が終わると同時に、祝詞を詠み終えるタイミングとなりました。

 

二つのビジョンのおさらいです。

 

「絵見さん、娘さんの様子お変わりありませんか?」

 

ソフトに聞いてみました。

 

「娘は、〇〇の国家試験の勉強のために交友関係を全部シャットダウンして頑張っています。でもそれはそれで本人はこんなことしていいのか‥を含め、辛い様子で‥」

 

「〇〇国家資格って難関じゃないですか!すごいですね!!そうかぁ‥。それでかぁ‥。」

 

さっき視えた白いキューブ状の部屋ビジョンのことをすべて話すと、絵見さんは伝えてもいない娘のそのままの状況を私から指摘され驚いていました。

 

「絵見さん、私も国試の勉強をたくさんしたほうなので言えるんですが、脳が疲労していては集中力も記憶力も下がります。脳の疲れを取るために、聞き流しで良いのでクラシック音楽をかけてあげてください。コントラバスの音色が入った曲を。」

 

絵見さんは素直に

 

「はい‥。分かりました。」

 

と答えました。

 

「それから息子さんは‥」

 

私は霊視から受け取ったあの解釈も絵見さんに詳らかに伝えました。

 

「ご家族さまにそれぞれお伝えくださいね。大丈夫ですか?覚えました?」

 

私より年上だけど、可愛らしく守ってあげたい絵見さんは

 

「はい、大丈夫です‥」

 

とちょっと頼りなさげな笑顔を見せました。

 

「じゃあ、2026年のご家族それぞれの御神託をお伝えしますね。あっ、こちらは長いのでメールで送信しますから覚えなくても大丈夫ですよ。」

 

私が笑うと絵見さんもはにかんだ笑顔となりました。

 

【星祭りについてのお知らせです。】

お問い合わせが多くあるのですが、

特別な方や決まった方しか受けられないわけではございません。

誰でも、どなたでも、数年前のご縁の方でも、霊視相談を受けたことのない方で星祭りを希望される方ももちろん大歓迎です。

大神さまは、今年の自分へなんとお言葉をくださるのだろうか‥と気になる方はどうぞお申し込みください。

遠方の方も授与品は郵送などで対応いたしますので受付可能です。