2026年02月26日
なんでもないところに
先週のお便りがあんなに反響あるなんて思ってもみませんでした。
私が大神さまから御神託をいただくとき、『必ずしもそのままの言葉やそのままの映像ではないんだ』ということに驚かれる氏子さんが多かったようなのです。
あのような“比喩託宣”というか“例え託宣”というかそういうのは、私にしてみればこれまで数多ございます。
先日もある女性のご相談に入る前、祝詞を上げている最中にこんな映像が視えました。
船着場に立つひとりの女性。
目の前にボートが一艇停泊しました。
でも、この女性は悩んだ末に乗らずに見送ります。
そして二艇目が来ます。
女性は、さっきとは違いパッと明るい表情を浮かべ乗ろうとしたのですが
『待てばまだいいのが来るのかもしれない』
そう思ったようでこれもまた見送りました。
ところが、期待して迎えた三艇目はあまり縁を感じず、続いて四艇目にも心が一致せず。
「しまった‥。こんなことなら二艇目に乗ればよかった。」
と後悔していました。
このときまだご相談の内容を聞いてもいない、ちなみに用紙にも内容は書かれていなかったのですが、きっとこの映像は女性の今日のご相談の内容に関係あるんだろうと私は思って視ていました。
『もしなにか複数の選択肢の中で迷っているなら、2番目にご縁あったものが最良であるはず。でも私はその2番目をどのスタート地点から数えるのか、視えた範囲だけで解答するのか、また何を優先した上で数えていくのか、そしてその中に大小があるならすべてを数えるのかそれともある程度の規模のものを列挙するべきなのか‥。安直に霊視を受けて良いものか否かを見極めなければならない。』
そんなふうに考えを廻らせていました。
そこで、ふと女性へ
「二番目がいいですね。」
と出し抜けに言ってみたのです。
すると女性は、
「えぇっ!やっぱりそうですよね。‥なんで分かったんですか?」
と驚かれ、今日が転職に関する相談で、求人票を数枚持ってきていると言われたのです。
こんなふうに日々、“例え託宣”はございます‥
さて前置きが長くなりましたが、今回は完全なる現実の世界での遠隔霊視のエピソードです。
紗智さん(仮名)は、ご自身のご家族と、また実家のご両親の星祭もお申し込みされていました。
その日、廣前に運ばれたのは紗智さんだけでしたが、不在のご両親や紗智さんご家族に関しては、それぞれの身に付けるもの(お洋服や時計、マフラーや手袋など)をお持ちいただいてお運びになられた見立てといたしました。
いつものように祝詞を上げると、立派な木造平屋の戸建てが視えてきました。
その手前には、盆栽を始め庭木が植栽してあります。
そして、それを紗智さんのお父さまが丁寧に、また幸せそうに手入れする姿がございます。
私は祝詞の奏上が終わり、紗智さんに尋ねました。
「お父さま、お庭の木々などを手入れなさるのがお好きなのですか?」
すると紗智さんは
「あぁ、昔はそうでした。病気をして以降、今はできなくなっています‥」
と言われました。
「そうなのですね‥。」
霊視により視せられたお父さまの現状が、実際は病に伏せていらっしゃることに私は少し戸惑いましたが言葉を続けました。
どうしても伝えたいことが視えていたからです。
「ご実家は木造の平屋ですよね?」
「はい。」
紗智さんがびっくりしながらも答えます。
「先程もお伝えしたように、私には盆栽や庭木などがきれいに視えています。」
私は目を閉じて遠隔で霊視しながら話を始めました。
「その植栽の中にツツジがありますでしょう?」
「ツツジ‥ですか?いや‥。あったかな‥」
紗智さんは思い出そうとしながらも首を捻りました。
「あるんですよ。これくらいの。」
私はツツジの大きさを手で広げて表現してみせました。
「そのツツジのすぐ横、これは‥」
私は言いかけた言葉を一旦飲み込みました。
伝えたいのに、どう表現していいか一瞬悩んだからです。
「これは‥。素晴らしい!」
閉じていた目を開き、私は紗智さんの目を見ました。
「紗智さん、このツツジの横の地面から筒状の柱のようなものが出ているんです。」
私は確認のため、もう一度目を閉じて遠隔で霊視しました。
「うん、間違いない。わぁー!綺麗だなぁ‥。キラキラしてる。」
私がひとりで興奮したものですから、紗智さんは若干置いてけぼりな雰囲気でした。
「すみませんね、私だけ視えていて。これはもちろん視えない人には視えないものなんですが、ツツジの横にキラキラ光る筒状の空間があるんです。それは光の粒で構成された柱のようなんです。」
「光の‥ですか?」
紗智さんは、『へー』という表情をなさり質問されました。
「それは何なのでしょうか?」
私が先程キラキラとか光というワードで表現したため、紗智さんに不安要素は無いようでしたが恐る恐る私に尋ねます。
「‥。」
私は、ひと呼吸置いてから自信を持って伝えました。
「これはですね。」
「はい‥。」
「龍道です。」
「龍道?」
「そうです。龍の通り道です。」
「えぇ〜!うちのそんなところにですか??」
「はい。」
私は続けて話しました。
「世間では、猫も杓子もパワースポットとか言って、あちこち駆けずり回って騒いでいますが、本当のパワースポットは意外となんでもないところにあるものなんです。誰も活用しないような空き地の隅っこだったり、道路の端っこだったり、用水路や畑の一画だったり‥。」
「そうなんですね!すごい!!」
紗智さんが目をまん丸くして笑顔になられます。
「おそらく、この真下を掘削すれば水が出ますよ。そして‥」
私は更に続けます。
「その部分に立ってください。紗智さんたちご家族専用のヒーリングスポットです。龍道はときにパワーが強すぎて、障りと同じように過影響になることもありますが、ここのはエネルギー的にちょうど良い。ぜひ、お父さんにも療養なさる部屋にこの部分の土を少し持ち込んであげてください。きっと元気になる。あるいはこれ以上悪くならないように、また再発がないように現状維持を保ってくれるでしょう。人間は土の上に立って生きる生き物ですから、部屋に土があると生命力が増します。あぁ、時々、土はまたツツジのところから採って新しく変えてくださいね。」
「わかりました!ツツジもあるか見てみます。」
その後、お祭りを斎行し個々のメッセージを伝えて星祭りを終えました。
「本日はようこそお参りでした。」
「ありがとうございました。」
紗智さんが神殿より退室なさいました。
その夜のことです。
紗智さんよりメールが届きました。
「今日もありがとうございました。
母に聞いたところ、ツツジがあるそうです。母が毎朝、天照大御神様へ感謝を伝え手を合わしている方向がその場所でした。
そしてツツジのある場所は、ニか所あるそうです。
どっちだろうと母と話していると、もしかしたらこっちかも…と。
その理由を母に聞くと、毎朝ツツジのある方向(朝日がのぼる方向)を向いて、天照大御神様へ感謝を伝え手を合わせているとのこと。
そして、手を合わせているとツツジのところに光の柱が立つんだよね…。それが何でなのか分からなかったんだけど…と話し始め、私は母から今までその話を聞いたことがなかったのでびっくりしたのです。
金城先生からの話をすり合わせ母と納得することでした。
金城先生、すごいです!
ありがとうございます。
母は、その場所やそれが何なのかわからないまま、朝日に向かって手を合わせていたようで、私は母がそのようなことをしているとは、まったく知らず…
金城先生に教えていただいたおかげです。
ありがとうございました。
私は、神様やご先祖様にいつも守ってもらっています。本当に幸せです。
良いことや上手くいったことがあると、神様やご先祖様に感謝。苦しいことや上手くいかないことがあると、神様やご先祖様が何か教えてくれている、それは何なのか?と言うことを考えながら過ごしています。
良いことも悪いことも、すべての事に何か教えがあると思いながら‥。
教えていただけることに常に感謝です。
金城先生から、『神さまに好かれる方だなぁ』と言葉をもらったことは、とても嬉しいことでした。
ありがとうございました。
金城先生との出会いに感謝です。(金城先生を紹介してくださった方にも)
それから、母が『光の柱が何かもわからずにいましたが、教えてくださってありがとうございました。同じものを見せていただけて感謝いたします。ありがとうございました。』とのことでした。
お忙しいのに毎回お返事いただくのも申し訳ありませんので、返信は無用でございます。私だけではなく、母ともご縁をいただきありがとうございました。
長々とメールいたしました。
お便りに書けそうでしたら、ぜひこのエピソード使ってください。」
メールの文面にあるように、佐智さんの神仏や先祖への考え方をもってして、私は彼女がやはり神さまから好かれる人で間違いなかったと再確認することでした。
龍の力で紗智さんとご両親に笑まひの絶えぬ日々が続きますように‥
さて、日向高千穂神道の氏子の皆さま。
もう2月が終わろうとしています。
2026年の2月は、すべての曜日がピッタリ四日ずつで綺麗にカレンダーに収まりました。
これは832年に一度だそうです。
私たちが生きている今の時代は、コロナでパンデミックもありましたが、方やこんな尊いこともあるのですね。
同じ時代に転生した氏子の皆さん同志、このお便りを通じながらこれからも思い合いつつ、日々を心豊かに健やかに穏ひに生きて参りましょうね。
ところで、ちょうど1週間後の
来週3月5日は2026年に三回ある大開運日の最初の日ですよ〜!
大安吉日
一粒万倍日
天赦日
寅の日
新しいことを始めるのに良い日です♪
財布の新調もいいですねぇ。
◾️お知らせ
神職のお便り、来週より少しお休みします。
自分があと三人いたら‥
本日、佐智さんよりこのお便りをご精読いただき、重ねてメールを賜りました。
こんにちは。
先日もありがとうございました。
『神職のお便り』読ませていただきました。
とても素敵な文章にしてくださりありがとうございました。
読んでいて、あまりにもに美しいエピソードにしていてだき、少し恥ずかしいというか、ドキドキしながら読みました(笑)
ありがとうございました。
そして、また続きが…
教えていただいた通り、父の寝室に土を置いてみました。すると、今年になってから元気がなく生きる気力もなくなっていた父が、先日の日曜日、お墓参りにいき私の家に遊びにくることができました。母と、何が起こったのかとびっくりすることでした。
本当にありがとうございました。
金城先生のおかげです。そして、金城先生と出会わせてくれた神様にも感謝です。

