2022年03月26日

もっけの幸い

3月25日から4月8日まで、しばしの受付・奉務停止とさせて頂きます。

 

と、ホームページに掲載したのに、メールが受信されました。

 

確認してからご連絡くだされば、いいのになぁ…と思いながら、拝読しました。

すると、何ということでしょう!

ご覧ください。(ご本人さまの承諾を得ております。)

 

 

こんにちは。ご無沙汰しております。○○○○○といいます。今回は、予約ではないですが、神職のお便りを拝読して、謝らなければと思いメールしました。前回、御神託を受けた時、先生が気分を害しているのがわかりました。理由がわからず、ずっと気になっていました。神職のお便りを拝読し、私が礼儀、礼節が足りなかったことがよくわかりました。そのせいで、不快な思いをさせてしまって誠に申し訳ありませんでした。ずっと言えなくて、今なってすみませんでした。お忙しい日々と思いますが、お身体、ご自愛ください。失礼致します。こんにちはもうお顔もどのようなご相談をなさったかも失念しております。お気にならさらずに。私個人の感情だったというより、大神さまのお考えあってのことだったでしょう。お便りをご精読くださり、感謝申し上げます。次は、にこやかにお会いしましょう。私を使い捨てみたいに、また大神さまを占いのアイテムみたいに考える人が多い中で、○○○さまの誠実なる心に自然と頭が下がります。どうぞ、ご自愛先一にお過ごしくださいませ。日向高千穂神道 齋主 金城慶子寛大な心に感謝致します。ありがとうございました。いえいえ、なんだか申し訳ないやら、しかしながら、その様なことがあったからこその、人間に秘められた神の部分や素直で優しい面に触れられることが出来ました。勇気と、道徳を足らしめ、よくぞメールをくださいました。大神さまが、『それじゃ。それを気付かせたかったのじゃ』と言われている気がします。こちらこそありがとうございました。日向高千穂神道 齋主 金城慶子なんだか、涙が止まらなくなってしまいました。感謝でいっぱいです。ありがとうございます。不思議なことに伝説の引きこもり君の話しを読んだあと何故か、勇気を出してメールをしようと思いました。勇気をくれた彼にも、感謝致します。そうでしたか!なんとまぁ、素晴らしいに尽きません。このやり取りは、未だ気付かぬ方へ向けて、是非お便りにさせてください。あの時のご相談時間が、時を経て、やっと今、終結しましたね。ありがとうございました。日向高千穂神道今日終結したのですね。ありがとうございました。恥ずかしさもありますが、何か誰かのお役に立てたら、ありがたいです。どうぞ、お使いください。ありがとうございます。この件に寄せて、私の神職の仲間とも共有した旨を併せてお便りに仕立てられたらと思います。気長にお待ちください。日向高千穂神道

 

 

私は、このメールの起承転結をお便りに掲載する前に、先ずは同職であり、兼ね日頃より信頼と畏敬の念を寄せる小多田将志神職(狭野宮)に共有してもらわむと諮りました。

 

それを受けての小多田神職からのメールです。

 

顧みる!人に生まれ、人として何かに立ち寄り立ち向かうので有れば避けては通れないこの心情!気付くのも、流すのもあと先には己に反射する鏡になるものです。この方は正に氏子さんのお手本ですね!神社組織で言うならば、氏子総代とか責任役員とかに任用されるお方だと感じます。高千穂神道への敬神の念と御神殿を仰ぐお心を大事にされつつ、自分の足元も御手元と〜しっかりと理解されている姿がお便りから伝わります。でも、そのお姿へ駆け上がる道を示されたのも慶子さんに他なりません。大神様との尊いご縁を言の葉で繋ぎ、祝い主としての一語一句がこの様に氏子さんを導いて行くのです。迷いなきこの道はどこへ続くものなのか?行けばわかるさ、1、2、3、ダァ〜!あっ、私も素敵なお便りにふざけたくなっちゃいました笑笑  こちらまで、胸がジーンとしちゃいますね。ホントに慶子さんが綴る様に勇気を出されてのメールだったと思います!慶子さんと伝説の引きこもり君、お二人への感謝の弁がこの方のあらゆる良い部分を引き出して行くものと思います!

 

うん、流石!

私は彼の聡明さを、何かにつけ私の氏子さま方にも紹介したく構えておりますが、此度も期待通り、いやそれ以上の模範解答に天晴れです(笑)

 

 

メールをくださった氏子さま、小多田神職、そして“カリスマ引きこもり”氏、いずれの皆さんも尊い。

 

そしてまた、それと同じくらいやんごとなき読み手の氏子さま方が、それぞれに私の解釈を超えて受け止めておられることでしょう。

 

もはや、私が拙い解説をする出番などございません(笑)

 

此度のお便りは、奥田さんの技術を以て写真を貼付してもらい、私は大変楽をさせて頂きましたのに、素晴らしく感慨深いものとなりました。

 

きっと、大神さまは、私の今年の星祭り斎行が佳境に入ったことを受けて、このようにして労ってくださったのでしょう。

 

なにせ今年は、私の奉務再開を心待ちに修祓をお受けくださる氏子さまのために、張り切って新しく祝詞を奉製しましたら、ちょっと長くなってしまい、しかもそれを一日何度も奏上すれば、時に嘔吐きながら、嚙みながらの満身創痍の毎日ですからね(笑)