2022年03月03日

ありがとうは言わない

まるで、恋愛ドラマのサブタイトルみたいな今回のお便り更新です(笑)

 

さて、皆さんが神社などで御守り等を購入した時、神職や巫女さんから、
「ようこそお参りくださいました。」
とは言われても、
「ありがとうございました。」
とは、耳にしないはずです。

 

なぜ、「ありがとう」と言う言葉を使わないのか、不思議に思った事はございませんか?

 

実は、理由があるのです。

 

そもそも氏子さま方が
御守りを“購入する“
と言う考えがそこにはないからです。

 

なぜなら‥

 

それは、
“初穂料を納めていただく“
ことに対して、
お守りなどを“授与する“
という意味あいだからです。

 

分かりやすく言い換えると、
皆さんは、
『八百円で御守りを買う』
という認識ですが、

 

神職や巫女からは、
『八百円お納め頂いたので、それに応じた御守りなどをお納め頂く』
という認識なのです。

 

だから、商売のように
「ありがとうございました。」
と言わないのです。

 

因って御守りなどが、
“商品”とか“品物”
ではなく、
“授与品”
と呼ばれる所以がそこにあるのです。
(日向高千穂神道のホームページのメニューにも“授与品”とございます。)

 

現在、星祭り・厄祓いに勤しみ励みております。

 

お昼ごはんもお預けの激務ですが、久方ぶりにお会いする氏子さま方の武勇伝やエピソードをお聞きすると、『皆さん頑張って生き抜いておられたなぁ』と頭が下がります。

 

中には大神さまの導きにより、資格取得に熱が入り、二級に続いて『一級土木施工管理技士』を合格され、勉強することが日常と化し、自ずと身についた“勉強グセ“で、更なる高みを目指して学んでおられる氏子さまも!
(一級土木施工管理技士の受験に二次試験で作文があるなんて、お話を伺って初めて知り得ました!!すごい!)

 

そしてそれらの展開は、私が御神託としてお伝えしたことが含まれているというのに、当然忘れているため、「ミーハーか!」と言うくらい聞いては興奮してしまいます。

 

ですから、相も変わらず氏子さま方に笑われている始末です(笑)

 

またエピソード、追々紹介していきますね。