2023年11月09日
私の反証
2024年1月と2月の予約カレンダーを、ホームページに上げました。
まだ2日ほどしか経っていませんが、氏子さまたち、驚くほど気付いてくださっています。とても嬉しいです。
年明けの星祭りのご予約を頂くと、毎年のことながら、「早いなぁ。もう正月が来るんだって!」と急に独り言まで焦ってしまいます。
『二十歳の頃までは、一年が長かったのに‥。』
殆どの氏子さんも同じ感覚をお持ちなのではないでしょうか?
では、何故そう感じるのか。
私が認知行動療法士を取得した時に学んだ、脳科学の知識より心ばかりのお福分けです。
子どもの頃は、全てが新しい出来事で溢れています。勉強や部活、友達関係、苦手なことを含め、毎日が新鮮で真新しいことの連続です。
日常が非日常と言うくらい、変化三昧。
しかし、大人になると仕事や生活を中心とした、同じルーティンの繰り返しが基本となります。
そうすると、脳は『特に記憶に留めておくほどではない。』と処理、その結果変わらない日々を過ごしていることで、“あっという間にお正月”なんて感覚になるのです。
じゃあ、『記憶を残すために、楽しい思い出を増やせば一年が長く感じられるかも!』と考えたくなりますが、そうではないんですねぇ。
皆さんご存知の通り、辛いことと楽しいことでは、辛いことの時間の方が長く感じます。
そして楽しい時間は、逆に“あっという間に”過ぎてしまいますよね。
だから、一年を一年としてしっかり味わうには、“敢えて辛い時間を過ごすこと”とも言えるのです。
日々同じことの繰り返しではなく、『苦手や不得手なことに挑んでみる。』また『新しい学びを始めてみる。』など、『程よいストレス』を感じるような何かを取り入れてみることなんです。
“年を取るほど体感時間が短くなる。”
ジャネーの法則(7歳の子は1/7、60歳の人は1/60で、一年を感じるというもの)は、もちろん全員に当てはまるわけではないでしょうが、共鳴りを感じた氏子さんは、是非これを機に自分の日常の過ごし方、時間の使い方を振り返り、今年の納めに替えて頂くのもよいかと存じます。
かく言う私ですが、バラエティーに富んだ(語弊があったらごめんなさい。)萬相談のご奉仕に加え、受験勉強や、執筆活動、そして子育てなどなど‥、決して漫然ループにいるわけではないのですが、マッハで日々過ぎております‥。
もはや、やることが多過ぎるだけなのか、はたまた毎年国試を受験することに慣れてしまったのかは分かりませんが、そうですねぇ‥。
『程よいストレス』になるものと言えば、末娘との関わりでしょうか。(笑)
先日も私が氏子さんと予約メールのやり取りをしている時に、わざわざ横にくっついて来て、
「むかーし、むかし。あるところに、おじいちゃんとおばあさまがいました。(何故か女性優位!)そして、そこへやってきたのは、オバケでした。なんで、やって来たんでしょうか!?はい、ママ!」
えぇーーー!
まさかのクイズ⁈
一人でしゃべらせて、適当に相槌して、聞き流そうと思ってたのにーーー!
しかも、『オバケが出てくる』という設定において、私は無限に意見が出せるため、4歳相手にちょっと得意げに答えてしまったという、無駄な時間‥。
これこそ、私にとってジャネーの法則を覆す反証です。(笑)!