2022年06月16日

スタンディングオベーション

きっと、大神さま等も、スタンディングオベーションなさっているに違いないであろう、この氏子さまからのメール、そのやり取りをご紹介させて頂きましたが、文章の中で触れていましたように、私は(いや、きっと大神さま等こそ)久方にまた、言葉に詰まるメールを受け取り、周章していたわけです。

 

かいつまんで申し上げますと、

 

①初めてのご予約をなさる方が、一旦は確定した予約日の変更を申し出られた。

 

②その理由は、主人も一緒に行きたいから。

 

そこで私は、

 

◯生憎立て込んでいて、ホームページの更新が出来ていないけれど、その日は法要が入りそうなので、お休みに切り替える予定です。

 

◯では、最初で確定した予約日はキャンセルですね。

 

◯尚、ご主人も来られるということですが、ホームページに掲載している通り、神殿には基本ご相談者のみにお入り頂きます。

 

と、返信した。
すると、

 

③その日は、前日にキャンセルするかどうか決めるので、予約はそのままで待ってもらっていいですか?よろしくお願いします。

 

と、返って来た。

 

それに対して私は、

 

◯ご希望の方が多いので、確実においでになる方を優先してご予約を受けております。改めてのご予約をくださいますこと、ご了承ください。

 

と、返信した。
すると、

 

④前日までキャンセル可能と聞いていましたが、

 

と、返って来た。

 

③の辺りから、じわじわ来ていた私でしたが、もう④ではたまらなくなってしまったのです。

 

◯解釈の仕方は多様なので仕方ありませんが、そのように(前日までキャンセル可能のこと)しているのは、そもそも『来られるか否か』のためでなく、『急に仕事に出てくれと言われた』とか『子どもが夕方から調子が悪くて』など、来られる前提のイレギュラーに対してです。ご理解ください。

 

返す言葉に詰まり、分かってもらうためには、なんて伝えればいいんだと苦慮しました。

 

『意図するところが、分からんのか?そんなに分かり辛いか?そんな定義を持った私がおかしいのか??』

 

自責の念にも似た感情に、プチパニックに陥りそうです。

 

ところが、それを座視していた娘。

 

「お前は、VIPかよっ!」

 

急にひと言雄叫び、
そして鼻で笑いました。

 

ブラボー!!
もう本当に、これにもチーム大神、先程に増してスタンディングオベーション、間違いなし!!

 

それだ!
そうなんですよ!
本当にそう!

 

何度も頼ってくださるなどして、私と揺るぎない信頼関係が構築されていれば、私の方から、

 

「決めるのは、前日でもいいですよ」

 

と言うのです。

 

ちょうど、冒頭のメールの氏子さまに、そうして差し上げたように。

 

間違いなくそれは『私から』であれば、発してもいいセリフなんです。

 

娘よ、またしてもありがとう!

 

「まっ、若いうちは多少、何言っても許されるからね。」

 

と、手柄を鼻に掛けることなく、片手間で英検1級の二次試験の勉強をしていました(笑)

 

ところで、冒頭のメールの氏子さま、程なく来談の運びとなりましたが、その時の御神託の内容がまた素晴らしく、こちらもスタンディングオベーションに値するものでした。
次回、ご紹介しましょう。