2023年09月28日
出張祭典にて
お盆からの彼岸でしたから、亡くなった方のエピソードがてんこ盛りです。
先日は、コロナが明けて数年ぶりに出張祭典のご奉仕をして参りました。
今は亡きおばあちゃんがお祀りなさっていた水神さま、地神さま、そして、どんな神さまが鎮座されているのか分からないお社の中の御神体。
これらの神上祭でした。
元はと言えば、おばあちゃんが生前、庭先を通り掛かった霊能者?らしき人に「ここは(神様を)祀らないといけない。」と言われ、よく分からないままそれぞれのお宮を設けたのが、始まりだったようです。
しかし、そのおばあちゃんが他界された今、残されたご家族としては、『よく知らない会ったこともない霊能者らしい人』がお祀りした、『よく分からない神さまたち』に、『正しいのか分からない形で手を合わせる』のがいかがなものなのかと考え、此度、日向高千穂神道へ昇神の儀をご依頼くださいました。
このご家族さまは、毎年日向高千穂神道の星祭りを受けてくださいます大切な長年の氏子さまでしたから、私もご奉仕を決めたところです。
何故なら私だって、誰が祀ったのか、何が宿っているのかも分からない、『得体の知れないもの』に触れるのには覚悟を要しますから。
実は、悪霊より神さまの方が怖いのです。
プロでない方が関わると、本当に命を取られます。
しかし、ご自宅にお伺いして、私がご奉仕を引き受けてもいいと思えた理由が直ぐに分かりました。
とにかく家土地、掃除や片付けが行き届いていて、波動がとても良かったのです。
『気』が澄んでいるのが分かりました。澱んでいる箇所がないのです。
そして、それは最後に神さまたちへご準備頂いていた饗物(あへつもの)が綺麗に並べられている状(さま)にも、とてもよく表れていました。
神上の方は実際、御神体らしい御神体は(特に水神さま、地神さまの方は)感じなかったのですが、それでも何故かお社の方におられたと視える龍神さま?は、しっかり元つ天津御座(もとつあまつおざ)にお戻りになられました。
「辞別きて(ことわきて)申さく。」
と、そもそも本来祀った霊能者らしき人物とは異なる私が、此度の斎主を務むることになった由もきちんと申し上げ、お祀りは厳しく(いつかしく)美しく(うましく)終えることが出来ました。
その後、おばあちゃんのお仏壇に手を合わさせていただきますと、おばあちゃんが「お好み焼きを食べたい。」と願っているのが伝わって来ました。
仏壇の前には、和室が二間広がっています。
私には、そこで親族家族(うからやから)が集まり、賑やかにホットプレートでお好み焼きを作って、食べている姿が浮かんでいました。
きっとおばあちゃんの目線です。
続けて私は、お嫁さんに伝言もしたくなりました。
「洗濯物は、パンパンとして、叩みつけて、洋服の端っこも綺麗に広げて、シワを伸ばしてから、干さんといかんよ。」
これを伝えると、お嫁さんが目を丸くして言われました。
「義母は、洗濯物を干す時、徹底してそうしていました。洗濯機のところで全部をきれいに叩いて伸ばしてから、きちっと干していました!」
「そうでしょう。お嫁さんの洗濯物干しを、いつもこの仏壇から見ていて、ちょっと歯痒い思いしてるみたいですね。でも、それでいて、畳むのは意外と適当だったんじゃないですか?」
「そうです。そうです!きれいに干す割には、畳み方は大雑把でした!」
「あはは!」
ひと笑いした後、またもやおばあちゃんから「おはぎを供えて欲しい。」と言われましたので、それもお伝えすると、おばあちゃんは、お彼岸には必ずおはぎを用意していたそうでした。
また、「庭におばあちゃんが植えた、球根から咲く花があるはずですから、それが咲いた時は仏壇に飾ってあげてください。喜ばれますよ。」とお伝えし、御暇させて頂きました。
他のエピソードはまた・・
9月29日は、寅の日。
そして満月(中秋の名月)です。金運と恋愛に関する願いが叶います。
参詣がお勧めです。
財布を変える方は、月光に新しい財布を当ててください。
今の財布をそのまま持ち続ける方は、中身を全部出し、酒を含ませた布で拭くなどして月光に当ててください。
ちなみに、日向高千穂神道の待合室には、新しい柄の財布が続々と入荷されています。
これらに変えてから、お金が出て行かなくなったなど好評です。
また、浄化香のスプレーも効験が高いと評判です。
ぜひ、お試しください。