2025年04月03日

令和七年・春

新年度が始まりました。

 

ご入学・進級なさる学生さん、また新社会人となられる方も、皆さま洵におめでとうございます。

しばらくは慣れない生活リズムに大変さを感じることと思いますが、規則正しく健やかに日常を整えて参りましょう。

 

 

卯月に入り、日向高千穂神道の廣前も各願い下げや星祭りが落ち着き、霊視相談が基本となって参りました。

 

 

そういえば、星祭りにての御神託をそれぞれの氏子さんへお伝えし終わり気が付いたのですが、大神さまは今年、“ご縁のある神社参詣”を勧めるより、“波動の合った自然そのものの場所に遊びに出掛ける”ことをお教えくださったなぁ‥と振り返ります。

 

 

例えば『都井岬』

 

ある氏子さんにそれを申し上げますと、その氏子さんは「私もどこか宮崎に行きたいと思っていたんです。愛犬を連れて!」と笑顔でおっしゃいました。

 

また別な氏子さんは「亡き家内と子どもたちが幼い頃訪れた思い出の場所です。」と感慨深い表情を浮かべました。

 

 

また他には『長崎鼻パーキングガーデン』

 

 

御神託で「風に吹かれる場所で健康的に邪を吹き払いなされ」と言われた氏子さんたちへはそこを視せられました。

 

 

大神さまは、「癒しを求めるときは山へ。浄化をしたいときは海へ。」といわれますから、どちらの場所も潮風ならより浄化されることでしょう。

 

 

実は私もいつからかそう動いています。

 

 

霧島神宮の元宮が高千穂峰にあるように、自然そのものの場所の方がエネルギーがあるからです。

 

 

それに‥

 

 

そもそも最近、拝殿でゆっくり拝めないというのもあります。

 

外国人が大声で叫ぶ中で大神さまとゆっくりお話しなど出来ませんし、御祭神等(たち)も奥からおいでになりません。

 

 

また、我が物顔で動画撮影している人がいて、

「申し訳ありません。少しだけお参りさせてください。」

なんてこちらが気を遣う気分になるのもおかしいと思いますし、いつの間にか勝手に映されていてモザイクもかけられずにあの日の自分がネットに上がっている‥なんてことを心配したくもないのです。

 

 

『自然✖️お宮』の組み合わせである宮崎県の青島神社など素晴らしい場所なのに、先日参詣すると私の後ろから露出多めの装い・20代くらいの女性が、自撮り棒でセルフ撮影しながら高らかに歌を歌いながら参道を歩いて来ました。

 

 

”鳥居をくぐってから”ではなく、”家を出る時から”参詣は始まっており向かう道中は全て参道と考えている私は、もちろん青島神社へ向かう砂浜の道中も厳かな気持ちで進んでいましたのでこの出来事には驚かされました。

 

 

まるでPV撮影。

聞きたくもない声質での歌が耳に障りました。

 

百歩譲って、歌の中身が心に響けばまだ良かったのですが、言わずもがな、オリジナルであろうその歌詞は薄っぺらく“内容がないよう”でした(失笑)

 

比べてはなりませんが、そう考えると、日向高千穂神道の氏子の皆さまは本当に神仏に対しての御心を正しくお持ちでいらっしゃると畏敬の念に堪えません。

 

 

さて、明日は今年に入り数回目のKADOKAWAとの打ち合わせです。

(睦月には編集者たち数名がMTGと取材のために来られました。)

 

今、私には文芸の編集者とマンガの編集者の担当がそれぞれ付いてくれており、また事務所のように日向高千穂神道へのご意見窓口も担ってもらえています。

 

 

KADOKAWAとしては、初夏に文芸が、そして2026年3月を目安にマンガでの電子書籍化、その後紙媒体でのコミック化や更には映画化も考えているそうです。

 

文芸とマンガはエピソードがそれぞれ全く違う予定です。

 

また文芸は私の執筆ですが、それ以外のマンガなどは私は監修役でしょうから、そちらは私自身とても気楽で楽しみなのです。

(マンガ家さんへは美女に描いてくださいとお願いしたい。笑)

 

 

想像もつかない大変なこともあるかもしれませんが、それらが具現化したその先の世界を見てみたいです。

 

 

不定期に奉務をおやすみすることもあるかもしれませんが、新年度も精一杯務めます。

どうぞよろしくお願いいたします。