2020年06月18日

大神さまの宝探し

私は、小学校、中学校、(高校は、進学校だったため親に反対をされ)そして大学でまた、バレーボールをして来ました。

大学のバレー部は、先輩たちが殆ど活動しておらず、私が主将を務めることになった年を以て、廃部か同好会になるというところでした。

 

ところが、その年の大会(福岡県内)で、九州女子大や筑紫野女子大を始めとし、強靭な私立大が勢ぞろいする中、なんと三位に入賞出来たのです。

これは、国公立大学のチームが収めた成績としては異例のことでした。尚且つ、スポーツに長けている学生が入学してくる訳でもない、学び中心の歴史ある我が大学としては、何に於いても賞状を持ち帰ったこと自体が初の快挙だったそうです。

 

他の大学がどうかは分かりませんが、私は結局在学中はおろか卒業後の今も、バレー部の顧問の先生の名前も顔も、そもそも監督がいたのかさえ知らないままです。あれだけの放置状態の中で、この私が真面目によくやってたものだと思います。ここだけの話、寮長も務めていながら、自ら“野良犬作戦”と題し夜な夜な寮を抜け出し徘徊しておりましたから(笑)

 

入賞のおかげで、廃部にも同好会にもなることなく、予算も下りて新しいユニホームを“真っ先にこっそりと”購入しました。

 

なぜ、“真っ先にこっそり”かというと、実は私、当時の大学のユニホームが嫌いでした。よくある赤い生地だし、デザインもいまいち・・。おまけに、キャプテン章が付いているのが『1』番だったんです。

1番って、何となく私には『なんか、厚かましくないかな・・?』と思ってしまう数字で、どういうわけか、小さい時からずっと『4』という数字が好きでした。だから、なんと、1番のユニホームからキャプテン章を剝ぎ取り、4番のユニホームに試合の前日、夜なべして縫い付けてしまったのです。

 

それが・・剝ぎ取る時、接着されているのを無理に引っ張り剥がしたものだから、“でろーん”と伸びてしまい、必死に波縫いしましたが、その出来上がりは正面から見ると、右下がりという不吉な仕上がりになっていました。

部の存続が掛かってるという大一番の前夜に(笑)

そういう訳で、嫌いだったから・・どころではなくなった、不吉な右下がりのユニホームを後輩たちに譲る訳にはいかず、それに代わる品が、“こっそりと真っ先に”必要だったのです。

学長、ごめんなさい。(凡そ25年以上前のことなので、時効にしてください。)

 

ところで、『4』という数字はいつも私には縁深く関わって来ます。

気が付くと、予約専門の携帯電話の番号にも4つ入っていますし、先に偲びました高千穂神社の後藤倫太郎さんの携帯番号にも、同じく4が4つ入っていました。また、今もそうですが、これまで屋移りをすればその部屋番号や住所にも必ず入っていたものです。

 

私は、『4』という数字からとても洗練された波動を感じます。以前、寝起きに数字と言葉が続けて浮かんできたことがありました。その時は、それが御神託の類だとは分からずにいましたが、後に私は大神さまに数字で所謂“御神籤のようなもの”を作りなさいと云われていることに気付くのでした。

 

皆さんに0から50までの数字をひとつ、直感で思い浮かべてもらいます。あらかじめ、数字毎の御神託があり、そこには(この数字が浮かぶということは)“今、あなたがどんな状況なのか。” そして、“どう進んでいったら改善あるいは更に福運へと進み行くのか” がシンプルに記されているというものです。御神籤は、専ら助言に付きますが、そう考えるとこの数字神籤は、今を精査表出させるところが“いとをかし”なのです。やはり、占いでもラッキーナンバーなどがあるように数字には神秘的なものが宿っているようです。

しかし、日々に追われる私は、中々それを皆さんに提供するに辿り着かないところなのです。秘かにひとり申し訳なく感じていることだけは先にお伝えしておきますね(笑)

 

さて、かのようにバレーボールは嗜んで参りましたが、実は他のスポーツにはあまり詳しくもなく、御相談でそれに関わることを聞かれるとなると、内心『ルールもよく知らないのに、分かるかなぁ。』と、思っていました。

でも、そこは心配無用、流石の頼れし叡智なる存在なのでした。

そのエピソードをいくつか・・

 

『四月から○○高校に入学予定の娘に、中学生から続けているバレーの部活をするか、進学校なので部活にはもう入れないべきか』という、御相談がありました。大神さまは、そのどちらでもなく、娘さんがフェンシングをしている姿を私に視せました。当時、その学校にフェンシング部があることもよく知らなかった私はそこに驚いたのですが、それよりも、選択肢に無かった3つ目の答えを云われたことに、御相談者であるお母さんは余計にビックリしていました。しかし、その後、娘さんは託宣を受けた通り素直に入部すると、監督からもどこかで習っていたのかと問われるほどそのセンスがあったようで、見る見る間に個人で全国2位の成績を収め、その後もチームを牽引、後進指導にも長けていました。

 

「三者面談で志望校を決めないといけないのですが、娘は特に希望もなく、どこでもいいといった感じです。どうしたらいいでしょうか。」

「あのなぁ、この子は女子の少ない、つまりは男子の多いところに行かせなさい。女子同士特有の人間関係は苦手じゃ。因って工業高校なら楽しく過ごせ、卒業できる。そして、弓道部に入れなされ。近くに工業高校は二か所あるが、○○工業高校の方が学校との相性が良い。そちらを受験することじゃ。」

この御神託を伝えてから3年が経ち、あの時、素直に弓道部に入部した娘さんは、個人で全国一位になっていたことを卒業の報告と共にしに来てくれました。

 

ひとり親家庭で息子を持つお母さんが、御相談された諸々の悩みは無事解決し、席を立とうとする時でした。当時まだ5歳くらいの息子さん(その子は神殿には来ていませんでしたが)について、「この子は肩が強いから、野球をさせなさい。プロになる。」と大神さまの方から、いきなり云われました。そして時が経ち、今、あるプロ球団選手の候補としての球団に属しているそうです。久方ぶりに御神託を頂いたところ、『○○の地域にある球団に○年後にご縁あり。』と云われますれば、本人が最も希望する球団がある地域だったそうです。(私は、球団のことなど、詳しくありません。)

 

また、かつて甲子園のマウンドに威風堂々と立ち、今現在は推薦をもらい名高い大学の野球部に属している学生が、帰省して来られた時のことです。

御相談の用紙には、『プロ野球選手になりたい。』とシンプルに表記してありました。うちの子もそうですが、男の子という生き物はあんまり多くを語りません。

『困ったなぁ。野球のことも、あまりよく知らないんだよね。』と思いながらも、時間外予約枠で来てくれた彼の思いに応えたいと、その夢を叶えるためにどうしたらよいか御神託を願いました。すると・・!

「ストレートを磨くのじゃ。重い球が投げられるようになる。体幹を鍛えよ。」

から始まり、今の彼の筋肉の質、これからの理想の筋肉の付け方、食事面、精神面、そして大学野球部内での在り方など、具体的に云われたのです。ふと、後ろを振り返ると

「僕も自分でストレートを磨こうと去年からトライしています。食事の内容も考えています。」

と!!彼より、私が興奮してしまいました(笑)

 

ところで、私が大学生の頃のアルバイトは家庭教師と進学塾の講師のかけもちで、またその後も大手の進学塾で正式に勤めたことがあるからでしょうか。進路相談も非常に多くございます。今や、医師・救命士、言語聴覚士等医療貢献なさっている方を始めとし、消防官、自衛官、警察官と国のために貢献されている方、勿論、職業に貴賤はありませんので、もう挙げたら暇がないくらい、これまでたくさんの子供たちの未来に携わって参りました。御神託のみならず、私が現実的に経験して来たことが役に立っているのです。

 

鹿児島市にある中高一貫の男子校に通う息子さんの進路について、保護者が相談にみえました。当然の如く、これまで親も子も医学部を考えて来たのですが、ここにきて本人が進路で悩み始めたようで、三者面談を前にして決められないでいるということでした。早速、霊視をしながら、息子さんの心を取ると『“工学部”や“建築関係”に進みたいけど、これまで目指してきた通り医学部に進むべきだろうか。』と苦悩していましたので、私はそのままの言葉でお伝えしました。すると、全く同じことを本人が口にしていたというのです。ついでに、仮に彼が医学部に進んだとしても、道が違うため途中で学校へ行けなくなり、路頭に迷う結果になることもビジョンで霊視出来ていたため、併せてお伝えしましたら、保護者のお顔がおいでになった時とは違い、晴れやかな印象に変化していたのが明白でした。

 

そして、最後はスポーツではありませんが、ある芸能人のエピソードです。県内出身で福岡のグループに属していました。その頃本人は、芸能活動を辞めて勉学に専念したいとも考えていたようで引退を考えていたのです。しかし、大神さまは次の選挙の結果で選抜メンバーに入り、そこから飛躍するから辞めずに続けなさいと強く云われました。ほどなくして、その通りの結果となり、国内でトップアイドルになったかと思うと、今やアジアでも大活躍しています。

 

大神さまの宝探し、神さまだけに『正に神業』です。これからも、たくさんの人材を掘り起こしてくださることでしょう。私も目を見開いて、しっかり霊視・霊査していきますね!

 

恐れ多くも勝手に帰属意識を持つ私は、『ところで、大神さまは私のことを“掘り出し物”と思ってくださっていないかなぁ。』と聞いてみたくなりました(笑)